「降参」するプレイヤーとしないプレイヤーの意見

モバレをプレイする上で必ず経験する仲間割れケースの1つが「降参」です。敵に大量にキルされてしまったり、タワーを何本も破壊されてしまったり逆転できないと思った段階でよく見られる光景です。大抵の場合、一部のプレイヤーはプレイに対してネガティブになっており、プレイよりもチャットを優先することがあります。ひどい場合はゲームを放棄してヒーローを放置したり、わざと敵にキルさせて敵に勝たせようとしたりします。降参を選ばないプレイヤーと意見が割れ、仲間内で争いが起きたり暴言が飛び交うことも多いです。

実は上記のような悪意のあるプレイヤー以外にも効率性を重視して合理的に降参を選ぶプレイヤーもいます。「降参」に対し賛成派と否定派はどのように考えているのでしょうか。

降参とは

降参はゲーム開始6:00の時点で、使用可能になります。チームの内の1人が降参を使用すると、他のチームメイトにも降参の画面が表示され、同意するor同意しないを選択することができます。5人チームの内4人が降参に同意するとゲームは強制終了され、勝敗画面に移行します。

■目次

降参とは

降参するプレイヤーの意見
この仲間とでは勝てない
このゲームは諦めて次のゲームをプレイしたい

降参しないプレイヤーの意見
絶対に負けたくない
まだ逆転できる可能性がある

ゲーム後半に逆転できる理由
 ❶大量キルを持つヒーローをキルすると多額のGoldを獲得できる
 ❷レベル差、装備差がなくなる
 ❸味方が後半に強いヒーローである
 ❹ロードを味方につける
 ❺デスタイマーが長くなる
まとめ

降参するプレイヤーの意見

この仲間とでは勝てない

モバレのランク戦では予想以上に基本の立ち回りや重要なポイントを理解していないプレイヤーが存在しています。(特にソロランクではこの傾向が強いです)そのようなプレイヤーに嫌気が指し、ゲームを放棄してしまいたくなってしまいます。

例えば以下のようなケースが該当します。

 ・味方がロールを被せてくる(ハンター2人、ジャングラー2人等)
 ・タンクやサポートがローム装備を使用しない
 ・序盤からジャングラー以外が味方のバフを獲得する
 ・タンクがタートル戦やロード戦などの重要な場面に参加しない
 ・タンクが率先して前に出ないため敵の場所を把握できない
 ・ジャングラーがタートル戦やロード戦などの重要な場面に参加しない
 ・ジャングラーが全くキルを稼がない
 ・後半の火力の要であるハンターが集団戦で火力を出してくれない
 ・後半のハンターがミニオンを全く処理しないで押されてしまう

・味方がロールを被せてくる(ハンター2人、ジャングラー2人等)

ロールが被るとゲーム序盤から終盤にかけて、チームの大きな損失となります。詳細と回避する方法は以下をチェック。

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敗北要因1:同じロールを引いてしまう
同じロールが2人以上の場合、同じレーンに進んでしまい、経験値やGoldを分け合うことになり、相手よりも育てず弱くなってしまいます。これを回避する方法3選をご紹介。

・タンクやサポートがローム装備を使用しない

タンクやサポートがローム装備を使用しないことはあってはならないことですが、普段これらのヒーローを使用しないプレイヤーが味方とロールが被らないことを目的にタンクやサポートをプレイする際に頻繁に発生します。そのようなケースに陥らないためにも全プレイヤーはロームを理解し、理解していないプレイヤーにはこの記事をシェアしてください。

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ローム装備について
ローム装備とは主にタンク、サポートのように特定のレーン担当しないヒーローが身につけなくてはいけない装備のことです。ロームを装備しないタンクやサポートは全ユーザーから嫌われており、チームの敗北に直結するので注意しましょう。

・序盤からジャングラー以外が味方のバフを獲得する

ジャングラーは全てのレーンを助けに行くことができる重要なポジションです。彼らはより早く味方を助けに行くために最速でLv.4になり必殺技であるultを獲得しなくてはいけません。そんな状況で他のプレイヤーがジャングラーからバフを奪うとどうなるでしょうか。敵のジャングラーはLv.4になって味方に襲い掛かっている間、味方のジャングラーはそれを眺めていることしかできません。他プレイヤーがバフを獲得できるのは敵バフであるか、もしくは全員がLv.15に達した上で味方プレイヤーがバフを譲ってくれた時だけです。大抵の場合序盤からバフを欲しがるのはハンターでしょう。ハンターは以下の記事を参照してください。

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Expレーン攻略

GoldレーンはGoldを一番稼ぐことのできるサイドレーンです。他のジャングルやレーンに積極的に動き回らなくてもGoldを稼ぐことができます。そのため、Gold(武器)への依存度が高く、機動性の低いハンターが採用されやすいレーンです。一方で、序盤に弱いハンターがいるこのGoldレーンは敵のジャングラーに最も狙われやすい危険地帯です。しっかりミニオンをキルしつつも、ジャングラーに殺されることの無いようにいつでも味方タワーに逃げられる状態にしておきましょう。

・タンクがタートル戦やロード戦などの重要な場面に参加しない

タンクはチームの補助役となるため、チーム全体に大きな利益のあるタートルの獲得やロードの獲得には必ず役割を果たす必要があります。タートルやロードのダメージを引き受けるだけでなく、敵が奪いに来ないか草むらから見張ったり、大きなリードを取っている状況ではそもそもタートルやロードに近づかせないように前に出て敵を追い払ったりする必要があります。このタイミングで全く関係のない行動を取ることはチームにとって大きな損失となり、勝率が下がる原因となってしまいます。

・タンクが率先して前に出ないため敵の場所を把握できない

前述の通り、ロードやタートルを獲得するために前線を張る以外にも、タワーの本数が少なくなった後半に索敵を行うこともタンクの重要な役割となります。タワーという安全地帯がマップ上にほとんどない場合、敵がどの場所にいるかを把握することが大変難しくなります。このような状況下で攻撃力は高いが、HPや機動力の低いが前に出るのは大変危険であり、ゲーム後半の彼らのデスはそのまま敗北と言っても過言ではありません。

タンクの立ち回りについては以下の記事を参考にしてください。

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ローム攻略
ロームはどのレーンにも所属せずに、味方をサポートしながら各地を歩き回る役割です。序盤から終盤までの立ち回りや有効なヒーロー選択について解説します。ローム装備の重要性についても必見です。

・ジャングラーがタートル戦やロード戦などの重要な場面に参加しない

タートルやロードはラストヒットを行ったチームが獲得することができます。そのため、敵チームとタートルやロードの取り合いになった状況でタートルやロードに一瞬で高ダメージを出すことのできるバトルスペル「狩猟」は大変重要な役割を果たします。これを持っているのはジャングラーだけなので、ジャングラーがいない状況でのタートル戦やロード戦はかなり無謀であると言えます。仮に人数差があったとしても敵に奪われる可能性があるためです。余程不利な状況でない場合でロードを取りに行く際は必ずジャングラーを連れていきましょう。

・ジャングラーが全くキルを稼がない

ジャングラーの役割は全てのレーンに寄って彼らを助けるためにキルを稼ぐことです。そのため、高ランク帯ではジャングラーがより早く安全にLv.4になる手助けをローマーやMidレーナーが行うのがセオリーとなっています。しかし、ジャングラーが全くキルを稼ぐことができない場合、敵の育成は止まることなく続き、ますます敵は耐久力や攻撃力が上がってキルできる機会が無くなってしまいます。他のロールはキルが最優先事項ではありませんが、ジャングラーにおいては最優先で実行するべきでしょう。ジャングラーについては以下の記事を参考にしてください。

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ジャングル攻略
ジャングラーは狩猟を持ったヒーローがジャングルモンスターを狩ってレベルアップし、各レーンへ助けに行く役割を持っています。全てのレーンに駆け付けることができ、敵をキルすることができるため序盤から終盤までゲーム全体に最も影響を与えることができる重要なポジションです。どのようなヒーローを選び、どのように立ち回るべきなのか、本記事で解説します。

・後半の火力の要であるハンターが集団戦で火力を出してくれない

このゲームの主人公はほとんどの場面でジャングラーである場合が多いですが、ゲーム最終盤に関してはハンターが最も重要な役割となります。エピックやレジェンドまではそこまで強い集団意識がないため、上手いジャングラーが居ればハンターが何もしなくても勝利できるケースが多々あります。しかし、敵にも同じような強力なジャングラーが居る場合や、さらに高ランク帯ではやはりハンターの火力を出すことができるかは大きな違いがあります。彼らが火力を出さなければ成長しきった敵チーム全員をジャングラーがキルするのはとても困難でしょう。

・後半のハンターがミニオンを全く処理しないで押されてしまう

後半のハンターの仕事は集団戦火力だけではありません。タワーを破壊するためにミニオンは必須となりますが、逆を返せばミニオンがいなければタワーを破壊することはかなり難しいということです。つまりタワーが破壊されそうな際は全てのミニオンを瞬時に処理してしまえば敵の攻撃はタワーに通じず、破壊までは至りません。これを容易に可能にするのが後半のハンターです。後半のハンターはミニオン処理に大きな力を注ぐべきですが、大抵の場合敵を攻撃して追い払おうとするため、敵はセオリー通りタンクがダメージを受けてそれ以外のメンバーがタワーを攻撃してくることでしょう。

このゲームは諦めて次のゲームをプレイしたい

降参を選ぶプレイヤーにはこのように考えているプレイヤーが多くいるでしょう。「長々とプレイしてもどうせ負けるのだからやっていても意味がない」「次のゲームではもっと上手くいくはずなので早く次のゲームがやりたい」等。カジュアルにゲームをプレイしているのであればそのように考えるのも無理はありません。

確かに負けが確定しているのであれば合理的な考え方なのかもしれません。それでは、逆に降参を選ばないプレイヤーは一体何を考えているのでしょうか。”負けると分かっている”試合をなぜ長時間プレイするのでしょうか…。いじめられるのが楽しいドMサイコ野郎なのでしょうか…。それとも何か逆転できる秘訣を知っているのでしょうか…。

降参しないプレイヤーの意見

絶対に負けたくない

このように考えるプレイヤーは負けを認めない高いプライドと勝敗にこだわる強いハートを持っています。降参を選べば100%と負けですが、選ばなければ1%でも勝利する確率がまだ残っています。いわゆる、「諦めたらそこで試合終了ですよ…?」ということですね。

まだ逆転できる可能性がある

降参しないプレイヤーの中には戦術的な理由や明確なビジョンを持っていて、降参しないプレイヤーも存在します。実際、敵味方のどちらかのチームが降参により敗北するケースはランクが上がるごとに減っていき、Hミシック以上でのランク帯に至っては筆者は300試合に1度あるかないかしか経験したことがありません。彼らは必ずしも序盤の不利が100%負けにならないことを知っているからです。そして、賢いプレイヤーは序盤に大きく有利を取っているチーム側で戦っていても、大逆転されることを心配しながらプレイしているのです。

それでは具体的に彼らはどのような勝利のビジョンが見えているのでしょうか。

ゲーム後半に逆転できる理由

❶大量キルを持つヒーローをキルすると多額のGoldを獲得できる

連続したキルを持つヒーローを撃破した場合、多額のGoldを獲得することができます。

例えば、敵のジャングラーが連続で8キルしており、その間に1度もデスしていないとしましょう。下の青表を見ると彼をキルすれば480Goldを獲得できることが分かります。ちなみに2回目にキルする場合はこの連続キルはリセットされるため何度も多額のGoldを獲得できるわけではないことに注意しましょう。

逆に連続デスをしている場合は、さらにデスした際に敵が獲得できるGoldは減少していきます。

例えば、あなたがすでに2回デスしており、それ以降まだキルを取っていない場合、敵がもう一度あなたをキルしたとします。あなたは連続で3回目のデスとなるため、が獲得できるGoldは下のオレンジ表の通り、140Goldとなります。

つまり、有利なチームにとって1キルの価値は小さく、不利なチームにとっての1キルの価値は非常に大きくなるのです。

そのため、敵の活躍しているヒーローをキルすることで逆転を狙うことができます。大抵の場合、活躍しているプレイヤーは適当にプレイしても勝つことができると慢心し、雑なプレイを行ってくる可能性があります。そこが逆転のチャンスとなります。

❷レベル差、装備差がなくなる

序盤に大量にキルされてしまったり、ジャングルを荒らされたり、上手くミニオンを処理できないと、敵ばかりどんどん育ってしまい相手の攻撃は非常に強いのに対しこちらは全くダメージを与えることができない状況に陥ることがあります。これはレベル差や装備差によって発生する問題です。このような状況に気が付かず、何度も戦闘をしても敵を倒すのは難しいでしょう。

しかし、モバレはヒーローの成長に限界があります。最大レベルである15に達したヒーローはそこからいくらExpを稼いでもレベルが上がることはありません。序盤に大きくレベル差をつけられても時間をかけて全員がレベル15になってしまえば対等に戦うことができます

また、装備も購入できる数に限界があり、6つまでしか購入することができません。時間をかけてGoldを稼ぎ、全てのヒーローがフル装備になれば序盤にたくさんキルされていても対等に戦うことができます

序盤に大きくキルを取られてしまった場合は焦らずGoldやExpを稼ぐことを意識して無理をしないようにしてください。しかし、敵がタワーの中まで無理やり追いかけてきたりした場合はキルを狙うのもありです。敵のプレイが雑になってきたら「❶大量キルを持つヒーローをキルすると多額のGoldを獲得できる」を意識して敵を倒してみてください。

❸味方が後半に強いヒーローである

ヒーローによって、序盤が強い、終盤強いなど強い時間帯が存在します。多くのメイジは序盤に強く、多くのハンターは終盤に強いことが知られていますが、ロールだけで決まっているわけではありません。同ロール内でも序盤に強いヒーローと終盤に強いヒーローが存在します。

例えば「悟空」と「カレード」です。


序盤のカレードはスキル1は装備がない序盤でも高ダメージをたたき出すことができる代表的な序盤に強いファイターです。序盤の悟空はスキルでダメージを出すことができない代表的な序盤に弱いファイターです。これにより悟空は序盤に積極的に戦闘しても瞬殺されてしまうでしょう。しかし、後半のカレードは火力が足りなくなってきます。一方、悟空は分身を得意としており、装備が揃えば重装備の悟空が3人がかりであっという間にカレードを溶かしてしまう高ダメージを出すことができます。


味方が後半に強くなるヒーロー(特にハンター全般は後半強い)の場合は序盤にボコボコにされていても諦めないでください。彼らが育つことができれば、簡単に敵をなぎ倒すことができるモンスターに生まれ変わるためです。そこで初めてあなたの強力な味方となってくれるでしょう。

❹ロードを味方につける

開始8分になるとロードという強力なオブジェクトが現れます。
ロードはラストキルしたほうのチームの味方となり、相手タワーの一番少ないレーンに召喚されます。ロードは開始12分、18分に強化されます。強化されたロードは試合をひっくり返すほど非常に強力です。

不利な状況でもロードを獲得することができれば大きなリードを取ることができます。敵がロードを取り始めてから駆け付けても間に合わない場合が多いため、ロード周辺の草むらに一人は味方がいるとよいでしょう。

味方がほとんど死んでしまっていても諦めないでください。ジャングラーはいつでもロードを獲得できるように「狩猟」スキルを残しておきましょう。敵ジャングラーが不在であった場合や、味方ジャングラーのスキルが高い場合はロードを盗むことが可能です。かなりリスキーですがこの方法をマスターできれば大きく活躍することができ勝利を掴むことができるでしょう。

❺デスタイマーが長くなる

デスをすると復活するまでの時間にヒーローを動かすことができなくなります。この復活までの時間をデスタイマーと言います。デスタイマーは試合時間が長引くほど延長されるため、序盤のデスよりも後半のデスの方が不在時間が長く、ロードを取られたり、タワーを破壊されるリスクが高まります。

序盤に大量にキルをされても、後半に敵が集団戦で失敗して全滅した場合、敵が復活するまでの長い時間でタワーを全て破壊し勝利することも可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では「降参」するプレイヤーとしないプレイヤーの意見と、ゲーム後半に逆転できる理由をご紹介しました。序盤負けていても下記の理由により勝利できる可能性は大いにあります。

ゲーム後半に逆転できる理由
 ❶大量キルを持つヒーローをキルすると多額のGoldを獲得できる
 ❷レベル差、装備差がなくなる
 ❸味方が後半に強いヒーローである
 ❹ロードを味方につける
 ❺デスタイマーが長くなる

より上のランクを目指す方は諦めずにプレイしてみてください。また、他の記事もチェックしてランクを駆け上がりましょう。